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いざ簿記3級に挑戦しよう!と思い立ち色々と情報を調べていたら
「簿記3級は意味がない」
「取ってもムダ」
「そんなの役に立たない」
そんな言葉を見てしまいやる気がなくなっている…
そんなあなたに今回は
なぜ簿記3級が意味がないと言われているのかを解説します。
結論からお話しますが、簿記3級を取ることはメリットだらけです。
簿記3級を取ったけど、どう活用すれば良いか分からないって方にもおすすめの記事です。
最後までお読み頂ければ、今すぐ簿記3級を目指し動き出したくなりますよ!
簿記3級は意味がないと言われる理由5選
取りやすい資格の為
まずは簿記3級の過去の受験者データをご確認ください。
- 3級統一試験
回 | 受験者数(申込者数) | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
164(2023.6.11) | 31,818名 | 26,757名 | 9,107名 | 34.0% |
163(2023.2.26) | 37,493名 | 31,556名 | 11,516名 | 36.5% |
162(2022.11.20) | 39,055名 | 32,422名 | 9,786名 | 30.2% |
161(2022.6.12) | 43,723名 | 36,654名 | 16,770名 | 45.8% |
160(2022.2.27) | 52,649名 | 44,218名 | 22,512名 | 50.9% |
159(2021.11.21) | 58,025名 | 49,095名 | 13,296名 | 27.1% |
158(2021.6.13) | 58,070名 | 49,313名 | 14,252名 | 28.9% |
157(2021.2.28) | 70,748名 | 59,747名 | 40,129名 | 67.2% |
156(2020.11.15) | 77,064名 | 64,655名 | 30,654名 | 47.4% |
155(2020.6.14) | 中止 | |||
154(2020.2.23) | 100,690名 | 76,896名 | 37,744名 | 49.1% |
- 3級ネット試験
期間 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
2023年4月~2023年9月 | 102,672名 | 40,046名 | 39.0% | |
2022年4月~2023年3月 | 207,423名 | 85,378名 | 41.2% | |
2021年4月~2022年3月 | 206,149名 | 84,504名 | 41.0% | |
2020年12月~2021年3月 | 58,700名 | 24,043名 | 41.0% |
簿記3級の難易度はばらつきはあるものの平均4割前後。
正直そこまで難しい資格とは言えません。
それに加えて人気資格と言うこともあり、毎年10万人を超える人数が合格しています。
ですので、簿記3級を持っていること自体さほど珍しい物ではないと思われてしまう傾向にあります。
就職・転職が有利にはならない
簿記3級を持っているからと言って、大きく就職・転職が有利になることは残念ながらありません。
当然最低限の簿記の知識を持っているとは判断されますが、特に即戦力が求められる転職市場では簿記3級では心もとないのが現実です。
独占業務がない
独占業務とは、その資格を持っている人しか出来ない業務の事です。
公認会計士や行政書士。弁護士なんかがそれにあたります。
一方簿記は3級・2級・1級いずれも独占業務はありません。
なので簿記を持っている人しかできない業務ってものがこの世には無いってことですね。
その面も簿記の資格を軽く見る人が多い理由の一つかと思います。
実務上即戦力にはならない
簿記3級に合格したからと言って、経理職に就いてすぐバリバリ働けるなんて事はありません。
簿記検定はあくまでその技能を試験として測るもので、実務とは大きく異なります。
実際簿記の資格を持たずに、経理職として何年も実務をこなしている方もおられます。
転職市場でも、簿記3級を持っている未経験者と無資格の実務経験者では後者の方が優遇される事が多く見受けられます。
それでも簿記3級を取って欲しい!活用方法5選を紹介!
さて、ここまでさんざん簿記3級は無意味だ!なんて事を書き連ねてきましたが、それでも私は皆さんに簿記3級を取って欲しいです。
簿記3級には計り知れない力が秘められているんです!
継続力の証明になる
資格を取るって大変な事です。
特に社会人になってからですと、家庭もあって仕事もあって…
もう今の生活で精いっぱい。
そんな中1日数時間の勉強時間を捻出し、それを継続そして合格として結果を残すのはとても大変な事です。
転職市場において、簿記3級はそれほど大きな武器にならないのは事実ですが、その資格を取るために努力したことは確実に評価されます。
上位資格の基盤となる
簿記3級は会計系資格の第一歩と言えます。
上位の2級・1級だけではなく
公認会計士
税理士
建設業経理士
等の礎となる資格です。
この簿記3級をしっかり学んでおくことで、この上位資格へ挑戦する際に必ずプラスに働きます。
また、自身が会計ジャンルに合っているかどうかも簿記3級の勉強を通して判断できると思います。
他の資格とのダブルライセンスが有用
就職・転職で簿記3級が心もとないのは事実です。
ですが、簿記3級は他の資格と組み合わせると大きな可能性が生まれてきます。
FP
英語
IT
など、会計系の上位資格だけでなく他ジャンルの資格と組み合わせる事で就職・転職においても、他人との大きな差別化が図れます。
資産運用への活用が出来る
最近国が推し進めている資産運用。
これにも簿記の知識は役立てる事が出来ます。
簿記を学ぶ上で出てくる「財務諸表」
会社の財政状況や経営成績が表されている書類を、簿記を学べば読むことが出来ます。
簿記3級を合格したからと言って、すべての財務諸表を正確に読み解くことは困難ですが、読む能力は確実に備わります。
財務諸表を読み解き企業の状況を正確に判断することで、株式投資などにも活用することが出来ます。
副業へ活かす事が出来る
資産運用同様、昨今国が推し進めているのが副業です。
この副業にも簿記は役立てることが出来ます。
副業で収益が発生した際は、確定申告の為にも自身でそのお金の流れを帳簿に記入していく必要があります。
青色申告…なんて言葉聞いたことある方もいると思いますが、確定申告の時にこの青色申告ですと大きく節税が出来る仕組みになっています。
そしてその青色申告をするためには、簿記で学ぶ複式簿記の形式で帳簿を記録する必要があるのです。
将来的に本業以外で副業をしてある程度の稼ぎを手に入れたい!
って考えている方にも簿記3級はおすすめですよ。
まとめ:簿記の知識を役立てられるかはあなた次第!!
世間一般ではいまいちな評価な簿記3級ではありますが、その可能性は無限大です。
この記事を読んで頂いている方は、簿記3級を取ろうか悩んでいる方が多いのかなとは思います。
ですが、悩むぐらいなら取り合えず取っちゃえばいいと思います。
良くも悪くも試験難易度や受験料もそこまで高くなく、挑戦しやすい資格です。
それでいて、大いなる可能性があるとってもコスパ抜群の資格であるのは断言できます。
自身が取りたい!と思ったら、周囲の評判を気にしすぎず一歩踏み出すのをおススメします!!
オマケ:簿記の勉強には電子書籍がおすすめ!
時間の無い社会人。効率的な勉強には電子書籍の活用がおすすめです。
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基本がしっかり理解できると、簿記の面白さがどんどん分かって来ますよ!
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